注目!コルクマットで出来る高齢者にやさしい環境作りとは?
毎年10月10日は、知る人ぞ知る「転倒予防の日」です。
10(テン)10(トウ)と言う語呂合わせができるので、日本転倒予防学会が提唱しています。
高齢者の転倒予防に向けて、意識啓発と、色々な取り組みの普及活動が続けられています。
滑りにくくクッション性の良いコルクマットは、高齢者の転倒防止と怪我予防に、信じられない効果を発揮します。
ここでは高齢者の、転倒防止と怪我予防ができるコルクマットの活用法を説明します。
転倒で怖いのは怪我だけではなかった!転倒の真の恐怖とは?
「老化は足から」
普段からカラダを、鍛えているなら話しは別ですが、そうでない場合は年齢を増すごとに、筋力が衰えるのは、自然なことで防ぎようがありません。
筋力の衰えとともに足腰も弱り、わずかな段差でつまずいて転んだりします。
加齢で骨は少しずつもろくなり、転倒などで骨折しやすくなります。
転倒の真の恐怖は、骨折などの怪我だけではないのです。
日本転倒予防学会の武藤芳照理事長の話によりますと、
「骨折しなくても、転倒時の恐怖感が、閉じこもりや廃用症候群(心身の機能低下)を生み、結果的に寝たきり・要介護状態になる場合があります」
とのことです。
高齢者は一瞬の転倒から、ありえない恐怖を感じ、それがトラウマとなって、要介護の寝たきり状態になる場合があるのです。
これが転倒から寝たきり状態になるプロセスで、そして真の転倒の恐怖です。
寝たきり状態や要介護状態の原因を作らないために、室内の段差をなくし、床を滑りにくくする対策が必要です。
もし転んでも、転倒時の衝撃を和らげ、痛みを軽減できれば、感じる恐怖も少なくできます。
家庭内での高齢者の死亡事故の原因を明らかにする
近年家庭内での、高齢者の事故が、増加しています。
内閣府の発表によると、高齢者の事故の発生場所で、一番多いのは、住宅で、全体の77.1%を占めています。
住宅内の具体的な場所は、1位が居室、2位が台所・食堂、3位が階段です。
1位の、居室に関しては、全体の45%を占めています。
また家庭内では「転落」や「転倒」による事故が多く、75才以上の高齢者になると、実に半数以上の人が、それらをきっかけとして事故が発生しています。
「【平成25年版消費者白書】(消費者庁) https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_research/white_paper/2013/white_paper_1033.htmlを加工して作成」
高齢者の「転落」や「転倒」は、死亡事故につながったり、寝たきり状態になる可能性が、あるので注意が必要です。
厚生労働省の調査による、65歳以上の高齢者で、「転倒」「転落」が原因で、発生する死亡事故の半数以上の57%は、平らなところでの「スリップ」や「つまずき」、「よろめき」が原因です。
「出典:内閣府ホームページ (https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii09/deth18.html)」
知っておくべき家庭内で高齢者が転倒する原因とは?
高齢者の転倒の原因には、本人に関わるモノと、住宅などの環境に関わるモノがあります。
本人に関わる原因は「内的要因」といい、加齢による身体機能の変化や病気、薬の影響などが原因です。
環境が関わる原因は「外的要因」といい、転びやすい住まい環境や不適当な履物・杖などが原因です。
高齢者が転倒するのは「内部要因」と「外的要因」の二つです。
コルクマットが高齢者にやさしさ満載の驚きの理由
高齢者の転倒を防ぐには、出来る限り家庭内の段差をなくすことや、転倒しやすい玄関、階段、浴室やトイレに手すりをつけるなどの対策が重要です。
それらの対策に加えて床を滑りにくくしたり、転倒時の衝撃を和らげる工夫を施したりする必要があります。
滑りにくく衝撃を吸収するコルクマットは、その工夫を施すのにピッタリの床材です。
事故を防ぐだけでなく、コルクマットは断熱効果や保温効果が高く、それらの効果により高齢者を、暑さや寒さから守ります。
こぼした水や食べ物などを、ティッシュや雑巾などで、簡単に拭きとれるので掃除の時短につながるメリットがあります。
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