知っておくべきコルクマットの5つのデメリットと解決策
天然素材のコルクを、利用したコルクマットは、赤ちゃんやペット、お年寄りに、優しいジョイントマットとして人気があります。
掃除が簡単で、衛生的。防音効果、断熱効果が高い、ダニ予防にも効果的。
などなど多くのメリットがあります。
さまざまなメリットのあるコルクマットですが、デメリットもあります。
ここでは、コルクマットのデメリットをまとめました。
対策方法も説明します。
コルクマットには、大きく以下のような、デメリットがあります。
- 表面がザラザラする
- ニオイが気になる
- 扉の開閉が出来ない
- ジョイント部分がめくれる
- カットしにくい
表面がザラザラする
表面のザラザラした感じは、コルクマットで表の素材で、使用しているコルクシートの、コルクがクズとなって、はがれるからです。
コルクシートは、コルク樫(かし)の樹皮を、細かく砕いてコルクの粒にします。
コルクの粒を、接着剤と混ぜ合わせて、シート状に押し固めたものです。
使いはじめは、一部の接着の弱いコルクの粒がはがれて、ザラザラした感じになります。
こまめに掃除すると、時間の経過とともに、はがれるコルクの粒も少なくなって、ザラザラした感じもなくなります。
使い初め当初は、掃除機や粘着式クリーナーを使って、こまめに掃除することを、おすすめします。
粘着力の強い、粘着式クリーナーを使用すると、コルクが、はがれることがあるので、注意が必要です。
ニオイが気になる
まだ、コルクマットが新しい状態のときや、暑い時期は臭いが気になります。
それは裏の素材で使っているEVA素材のニオイです。
EVA素材は環境ホルモンを含んでいない、安全な素材なので臭いについても人体に悪影響はあたえません。
新しいコルクマットは、敷く前に、風通しの良い場所で、数日間陰干しすれば臭いは気にならなくなります。
敷いた後も、何日間かしっかり部屋の換気をすれば臭いはなくなります。
まだどうしても、臭いが気になる場合は、部屋用の消臭剤で消し去る事ができます。
臭いをなくすポイントは、陰干しと部屋の換気それと部屋用消臭剤です。
扉の開閉が出来ない
大きさが30㎝×30㎝の、普通のコルクマットの厚みは、8㎜です。
大きさが45㎝×45㎝の、大判は厚みが、11㎜です。>
扉と床の間が、8㎜以上または11㎜以上あいていないと、敷いた後、コルクマットが邪魔して、扉の開閉が出来なくなります。
厚みのある大判のコルクマットは、クッション性、弾力性が高いので、防音対策、怪我の予防対策などには、おすすめです。
しかし、厚いので、特に扉の開閉には、注意が必要です。
コルクマットを、敷く予定の部屋の、扉と床との距離の確認を、しっかり行うことをおすすめします。
見落としがちなのが、家具の一番下の引き出しや扉などです。
上に、家具を配置する場合は、問題ないのですが、部屋に備え付けてあると、引き出しが、引っかかったり、扉の開閉ができなかったりします。
床と家具との距離を測り、コルクマットを敷いた時に、引き出しや扉が、引っかかったり、こすれたり、しないことを確認しましょう。
寒い冬の時期に、カーペットやじゅうたんを、敷く可能性がある場所は、それらの厚みも考慮して、床との距離を確認しましょう。
ジョイント部分がめくれる
コルクマットを床に敷く場合、複数枚のマットを、つないでいきます。
長年、使っていると、つなぎ目(ジョイント部分)や、端が反ってめくれる可能性があります。
ストーブなどの暖房機器の、熱の影響で、コルクマットが、反ってしまう場合もあります。
反ってめくりあがると、つなぎ目(ジョイント部分)に、段差ができてしまい、足を引っかけたりして、事故につながります。
また、段差にゴミやほこりが、たまったりするので不衛生です。
交換時や外すときに、少し面倒にはなりますが、床とコルクマットを、両面テープで貼ってしまうと、めくれる問題はなくなります。
床に両面テープで貼るとズレ予防にもなるのでおすすめです。
カットしにくい
コルクマットは、カッターなどを使って、カットすることが出来ます。
45㎝×45㎝の大判サイズは、厚みが11㎜なので、少々カットしずらいかも知れません。
小さな細いカッターを使うより、大きいカッターを使ったほうが、チカラは入ってうまくカット出来ます。
よく切れる大きな、裁縫用のハサミもおすすめです。
カッターを使う場合、1回で切ろうとしないで、2回~3回カッターを往復される方が、うまくカット出来ます。
まとめ
コルクマットには、大きく以下のような、デメリットがあります。
- 表面がザラザラする
- ニオイが気になる
- 扉の開閉が出来ない
- ジョイント部分がめくれる
- カットしにくい
デメリットを知ったうえで、コルクマットの使用を、考える事も大切だと思います。
工夫次第で、デメリットも少なく出来ます。
防音対策、寒さ対策、怪我予防、転倒防止、ダニ対策など、デメリットより、コルクマットのメリットは、大きいです。
デメリットを少なくして、コルクマットの魅力を、十分に発揮し、素敵な生活環境を、手に入れましょう。
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