最悪!やってはいけないコルクマットがボロボロになる掃除方法
掃除が簡単で、ダニやカビの予防までも可能なコルクマットは、衛生的な室内を維持できる魅力的な床材です。
そんな魅力的なコルクマットでも、掃除の方法を間違えるとボロボロになってしまいます。
ここでは、コルクマットの寿命を縮めてしまう、間違った掃除の仕方について説明します。
樹木から作ったコルクはアルカリ性の物質で変色する
多くの木材は、アルカリ性の物質が付着すると変色します。
コルクマットのコルクも木材の一種なので変色します。
変色させないために、長時間、アルカリ性の物質を付けておかないようにします。
汚れにはアルカリ性の汚れと、酸性の汚れがあります。
アルカリ性の汚れを放置しておくと、コルクマットが変色してしまうので、出来るだけ早く取り除くことが大切です。
アルカリ性の洗剤を使うとコルクマットは変色する
掃除で使用する洗剤には、酸性のモノ、アルカリ性のモノ、中性のモノがあります。
アルカリ性の洗剤を使用してコルクマットを拭いたりすると変色する可能性があるので注意が必要です。
洗剤のパッケージに、液性としてアルカリ性、中性、酸性のどれなのかが表示してあるので、使用する前に確認することが必要です。
重曹、石鹸、セスキ炭酸ソーダ、酸素系漂白剤、塩素系漂白剤などは、アルカリ性なのでコルクマットに付着すると変色する可能性があります。
アルカリ性の汚れを放置しておくとコルクマットが変色する
汚れにも液性があって、アルカリ性と酸性の汚れがあります。
アルカリ性の汚れで代表的なモノが、オシッコ(尿)です。
赤ちゃんのオシッコやペットのオシッコで汚れた状態を放置しておくと、コルクマットが変色してしまいます。
オシッコで汚れた場合は、すぐにティッシュや雑巾、タオルなどで拭き取らないと残念な結果になってしまいます。
おすすめ!オシッコにはクエン酸と酢が半端なく効く
オシッコの臭いが心配だったり、気になったりする場合は、クエン酸や、料理などで使う酢が有効です。
どちらも酸性なのでコルクマットの変色の心配も少なく、アルカリ性のオシッコを中和させてニオイを消します。
またクエン酸と酢には、雑菌の繁殖を抑える静菌作用もあります。
効果的に消毒を行いたい場合は、薬局で売っている「消毒用エタノール」を布などに含ませて拭く方法もあります。
クエン酸か酢を使ってオシッコを拭き取ったあと、消毒用エタノールで消毒しておけば、雑菌は激減します。
オシッコなどのアルカリ性の物質で、コルクマットが変色してしまった場合は、クエン酸や酢で中和させると、変色がなおる可能性もあります。
誰にも教えたくないオシッコの消毒と消臭が一発できる裏技はこれ
最近、アロマテラピーという言葉の普及とともに、エッセンシャルオイルを扱う店が増えてきました。
エッセンシャルオイルには、消毒作用を持っているモノが多くあります。
中でもオーストラリア原産の「ティーツリ」や、コアラが食べることで有名な「ユーカリ」は、人体への刺激が少ないのに、高い消毒作用や抗菌作用があります。
スプレー容器にいれたクエン酸水200㏄に、エッセンシャルオイルを5滴ほど混ぜて掃除をすれば、消臭作用に抗菌作用、それに加えてほのかな良い香りまでします。
オシッコの汚れも臭いも雑菌も、一撃で消し去る神業的な裏技です。
エッセンシャルオイルは、プラスチックを痛めるので、スプレー容器はガラスなど、プラスチック以外のモノを使う必要があります。
チカラを入れてゴシゴシこするとコルクが剥がれてボロボロになる
コルクマットの大きな特徴は、汚れた部分のマットを外して水洗いができる所です。
水洗いすれば、汚れはもちろんカビやダニだって一瞬に洗い流せます。
水ではなくお湯を使えば殺菌効果が劇的に向上します。
しかし洗うときに注意しないといけないのは、チカラ強くゴシゴシとこすらないことです。
コルクマットの表のコルクシートは、砕いたコルクを接着剤で固めて作られています。
ゴシゴシとこすると、コルクが剥がれてボロボロになる可能性があります。
ナイロンタワシやスチールタワシなどのタワシの使用も厳禁です。
手や柔らかい布でやさしく洗うようにします。
手っ取り早いからと、洗濯機を使ってコルクマットを洗うのは、最悪です。
コルクシートのコルクが剥がれてボロボロになってしまいます。
くれぐれも洗濯機で洗わないように!
NG!アルカリ性だけではなく紫外線でもコルクマットは変色する
コルクマットは、強い紫外線を長時間浴びても変色します。
直射日光に当てて、乾かすと変色する可能性があります。
洗った後や濡れたコルクマットを乾かす場合は、直射日光を避けて、日陰の風通しの良い場所で乾かすようにします。
扇風機やエアコンの除湿を有効に使えば、乾燥を早めることが出来ます。
乾燥を早めるために、乾いたタオルや雑巾で、水分を拭き取る場合は、くれぐれもゴシゴシとこすらないこと。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「最悪!やってはいけないコルクマットがボロボロになる掃除方法」について説明しました。
これで、変色させることも少なくなり、長くコルクマットを使うことが出来ます。
ぜひ参考にしてください。
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